『ロッタちゃん、はじめてのおつかい』(スウェーデン、1993年) ― 2004/03/25
『ロッタちゃん、はじめてのお使い』。このタイトルから思い浮かべるのは、はじめてのおつかいを、戸惑いながら勇気をもって遂行する、けなげな子供の姿。
ところが!違うのだ!見てびっくりした。ロッタちゃんは、そんな子ではない。とってもコワい子なのだ!説教はするは、ママを罰するは、全く生意気どころではない、自分にこんな子がいたら、どうしよう?という子なのだ。ロッタちゃんのママもパパもお兄ちゃんもお姉ちゃんも、いちいち腹をたてず、横目でにやにや見ているだけだけど、最近の日本のお母さんたちだったら、虐待して殺してしまうにちがいない。
そんなわけで、子供向けにつくられた映画なのだけど、子供には見せないほうがいいだろう。影響されて、言う事をまったく聴かない子になるのは確実。その一方で、これから親になる人は、見ておいたほうがいい。日本の子供も、ロッタちゃんに近づいていっている。自分の子供にこういうことを言われたら、どう対応するべきか、事前に考えておいたほうがいい。ロッタちゃんのママは何もいわず、やりたいだけやらせた上で、本人に考えさせる、という教育方針。これは理想的だけど、東京では無理。この話の舞台は、全員顔見知りばかりの町だから、子供に好きなようにやらせてみても、町の中にいる限り、特に危険はないが、東京では、やりたいようにやらせている間に、様々な危険にあってしまうのは確実。それでは、子供の主体性と人格を尊重しつつ、危険をさけて育てるには、どうすればよいのだろう?
※北欧の社会・家庭を垣間見れて興味深い。まだまだ町の共同体が残っているようだ。日本では個人主義化が行くところまで行ってしまったのかもしれない。
* mehr Information: 『ロッタちゃん、はじめてのおつかい』
ジーパン補修再生 ― 2004/03/27
一箇所だけ裂け目が入ったジーパン。ほかは綺麗なのに、ここに裂け目が入っただけで(裂けた場所が場所だけに)外にはいていけなくなるのかあ、もったいないなあ、と、ジーパンをしげしげと眺める。ここだけ、補修できないだろうか。補修するとすると、やっぱり、縫うのかなあ、、、いや、ハンズにいったら、何かあるに違いない、同じように考えている人いっぱいいるはずだよ、と思い、渋谷の東急ハンズへ。
4F手芸コーナーにいく。ありました。アップリケの要領で、裂け目に当ててアイロンをかけると、ジーパンにくっつくパッチ。クロバー株式会社からでている
デニムパッチ
小2枚入り¥262円。ジーパン一枚買うコスト(ユニクロ相場)の実に1/10。もちろん買いました。
自宅に戻り、早速アイロン出して、ジーパン修理。これは、すごい。何もなかったかのようなでき。裏からパッチを当てたのだ。
こんな便利なものがるとは知らず、いままで、不都合な場所が裂けたジーパンは捨てて、新調のものに買い換えていた。なんという浪費だろう。無知はカネがかかる。